多くの思い出と共に過ごしてきたCDたち、処分するかどうかの決断は難しいものです。
私も若い頃からCDを集め続け、気がつくと部屋はCDで溢れていました。
長い間触れずにいたこれらのCDたちは、手放すのが惜しく、処分するのにかなり抵抗がありました。
ですが、結果的に処分することで生活がスムーズになり、音楽をより深く楽しむことができるようになりました。
今回の記事では、CDを処分することに抵抗がある方に向けて、以下の内容をお届けします。
- CDを手放すべき理由
- CDの適切な処分方法
- おすすめの音楽ストリーミングサービス
部屋の中のCDを整理するだけで、金銭的にも心理的にも大きなメリットがあります。
CDの整理を検討している方は、ぜひこの記事を最後までご覧ください。
CDを手放すべき3つの理由
CDを手放すべき主な理由は以下の通りです。
- 音楽ストリーミングサービスで十分
- 部屋が広く使えるようになる
- 掃除が楽になる
これらの点について、一つ一つ詳しく説明します。
理由①:音楽ストリーミングサービスで十分
CDが不要になる大きな理由は、音楽ストリーミングサービスが充実しているからです。
音楽ストリーミングサービスとは、月額料金で何千万曲もの音楽を聴き放題にできる非常にコストパフォーマンスの高いサービスです。
日本では、今でも年齢層によってはCDの購入が一般的ですが、海外ではすでに音楽消費の中心がストリーミングに移行しています。
ストリーミングサービスの利点
- ダウンロードすればオフライン再生も可能
- 一つのデバイスで簡単に操作して世界中の音楽を楽しめる
- 歌詞表示が可能
- 音楽以外の追加機能が充実している
多くのサービスが初月無料トライアルを提供し、月額1,000円前後で利用可能です。
以前は日本のアーティストはストリーミング配信が少なかったです。
ですが、今では多くのアーティストが参加しており、日本もストリーミングの時代に移行しています。
理由②:部屋が広く使えるようになる
CDを処分することで、最も大きなメリットは、部屋を広く使えるようになることです。
仮に家賃5万円で20平米の家
(目安としては、だいたい6畳くらいのワンルーム、1Kの広さです)
に住んでいるとすると、不要な物を置いていることにも実質的なコストが発生しています。
たとえば、CDに1平方メートルのスペースを使っている場合、それだけで毎月2500円のコストが発生しています。
何より狭苦しく感じます。
理由③:掃除の手間が減る
CDとCDラックは意外とホコリが溜まりやすく、掃除が大変です。
全てのCDを一つ一つ拭く必要があり、地震などの際には倒れるリスクもあります。
また、引越しの際の手間も考えると、ストリーミングサービスに移行することで、これらの手間を大幅に削減できます。
このように、CDを手放すことで生活がよりシンプルで豊かになります。
興味がある方は、ぜひデジタル移行を考慮してみてください。
CD整理のステップバイステップガイド
CDを手放すメリットについては既にお話ししました。
ですが、実際に手放す際の心理的なハードルは高いものです。
特に、若い頃の思い出が詰まったアルバムは、そう簡単には手放せませんよね。
私自身、長年CDを購入し続けてきた一人として、全てを一度に手放すのは困難だと感じています。
そこで、徐々に整理する方法をお勧めします。
まずは、
- 廃盤となったCD
- 特に思い入れのあるCD
- お気に入りのアーティストのCD
- まだストリーミングで利用できないアーティストのCD
これらは手元に残します。
そして、
- 購入してからほとんど聞いていないCD
- 過去3年間で一度も聞いていないCD
- 過去1年間で聞いていないCD
これらを基準に処分対象を選んでいくことをお勧めします。
手早く確認する方法としては、
お気に入りのアーティストがどの音楽ストリーミングサービスで利用できるか?
をチェックすることです。
さらに、CDは単に捨てるよりも販売することもお勧めです。
高く売れそうなものは、ネットオークションでの販売が最適です。
ただ、手間に感じる場合は、ブックオフのような中古書店での売るのもおすすめです。
また、不要な漫画やゲームなど他のアイテムも一緒に整理する良い機会かもしれません。
ただし、ブックオフなどでの売却から大きな利益を期待するのは難しいでしょう。
「ただ捨てるよりは、お小遣いにでもなればなぁ…」
くらいの気持ちで売るのがおすすめです。
実際にCDを手放した後のスッキリ感は、処分を進める大きなモチベーションになります。
思い切って整理を進めてみましょう。
音楽を愛するすべての人にとって、この移行は初めは難しいかもしれません。
それでも、実際に行うと、すっきりとした生活と豊かな音楽体験を実現できるでしょう。
整理された部屋で聞く音楽は、心理的にもじっくり聞けることが多いです。
この機会に、ぜひ新しい音楽の聴き方を試してみてください。