家の引き出しを整理していたら、84円切手が何枚か出てきた。
そんなとき、
「これって、まだ使えるの?」
「今は郵便料金が110円だけど、あと何円足せばいいんだろう?」
と迷いますよね。
結論から言うと、84円切手には26円分を足せば大丈夫です。
84円+26円=110円。
これで、現在110円で送れる定形郵便の料金になります。
しかも、必ず「26円切手」を用意しなければならないわけではありません。
20円+5円+1円というように、手元にある切手を組み合わせてもOKです。
では、84円切手が2枚あるなら、2枚貼って送ってしまってもいいのでしょうか?
また、84円切手が10枚、20枚とたくさん余っているなら、110円切手に交換したほうがお得なのでしょうか?
この記事では、そんな「余った84円切手をどう使えばいい?」という疑問を順番に見ていきます。
せっかく持っている切手です。
できるだけ無駄にせず、上手に使っていきましょう。
84円切手には26円足せば110円になります

まず、一番知りたいところからいきましょう。
現在、定形郵便の料金は50グラム以内なら110円です。
ですので、手元に84円切手がある場合は、
110円-84円=26円
となります。
つまり、84円切手に26円分の切手を追加すれば110円です。
| 貼る切手 | 合計 | 結果 |
|---|---|---|
| 84円切手だけ | 84円 | 26円不足 |
| 84円切手+26円分 | 110円 | 定形郵便の料金になる |
計算自体は、とてもシンプルですよね。
「84円切手はもう古いから使えないのかな?」と思っていた方もいるかもしれません。
でも、捨てたり、そのまま引き出しの奥にしまったりする必要はありません。
昔買った84円切手も84円分として使えます
料金改定前に購入した84円切手でも、84円分の切手として使えます。
ですので、
「ずいぶん前に買った切手だからダメかな?」
と心配する必要はありません。
デザインが今の切手と違っていても、額面が84円なら84円分として使えます。
あとは不足する26円分を足せばいいわけです。
古い84円切手+26円分=110円
と覚えておけば分かりやすいでしょう。
一番分かりやすいのは84円+26円です
では、実際にどう貼るか?ですが、一番シンプルなのは、
- 84円切手を1枚
- 26円切手を1枚
という組み合わせです。
これなら切手は2枚だけ。
84円+26円=110円なので、計算を間違える心配も少ないでしょう。
「じゃあ、その26円切手はどこで買えるの?」
という疑問も出てくると思います。
26円切手の購入場所やコンビニでの取り扱いについては、別記事の「84円切手と26円切手はコンビニで買える?取扱店と買い方を解説」で詳しくまとめています。
この記事では、「どこで買うか」ではなく、ここから先も84円切手をどう使うかを中心に見ていきます。
ただし84円+26円なら何でも送れるわけではありません

ここは、ちょっと注意しておきたいところです。
84円+26円=110円。
計算は合っています。
だからといって、どんな封筒でも110円で送れるわけではありません。
110円で送れるのは、定形郵便の条件に収まっている郵便物です。
重さは50グラム以内です
まず重さ。
110円で送れる定形郵便は、50グラム以内です。
ここで意外と忘れやすいのが、封筒そのものの重さです。
中に入れる紙だけを量って、
「50グラム以内だから大丈夫!」
と思っても、封筒や同封物を合わせたら50グラムを超えていた、ということも考えられます。
特に、
- 写真
- カード
- 返信用封筒
- 厚手の用紙
- クリアファイル
などを一緒に入れる場合は注意したいですね。
自宅にはかりがあれば、封をした状態で量ると分かりやすいです。
封筒の大きさと厚さにも決まりがあります
重さだけではありません。
定形郵便には、大きさと厚さにも条件があります。
- 長辺:14~23.5センチ
- 短辺:9~12センチ
- 厚さ:1センチ以内
- 重さ:50グラム以内
この範囲に収まっていれば、110円の定形郵便として送れます。
逆に言えば、84円切手に26円分を足して110円にしても、厚さが1センチを超えていたり、サイズが大きすぎたりすれば110円では足りません。
なので、
「84円+26円=110円」を確認したら、次に封筒のサイズと重さを確認する。
この順番で見ておくと安心です。
26円切手がなくても大丈夫!手持ちの切手を組み合わせられます

さて、ここでこんなケースもありますよね。
「84円切手はある。でも26円切手なんて持ってないよ…。」
大丈夫です。
追加する切手の合計が26円になればいいので、必ず26円切手1枚を用意する必要はありません。
20円+5円+1円ならちょうど26円
分かりやすい組み合わせが、
20円+5円+1円=26円
です。
| 切手 | 枚数 | 金額 |
|---|---|---|
| 20円切手 | 1枚 | 20円 |
| 5円切手 | 1枚 | 5円 |
| 1円切手 | 1枚 | 1円 |
| 合計 | 3枚 | 26円 |
これを84円切手と一緒に貼れば、
84円+20円+5円+1円=110円
になります。
切手は全部で4枚になりますが、金額としては問題ありません。
10円+10円+5円+1円でもOKです
「20円切手もないんだけど…。」
という場合は、10円切手を2枚使ってもいいですね。
10円+10円+5円+1円=26円
です。
これなら、
84円+10円+10円+5円+1円=110円
になります。
切手の枚数は増えますが、必要な料金にはきちんと届きます。
大事なのは「26円切手」ではなく「合計26円」です
ここまで読むと、ポイントが見えてきたと思います。
大切なのは、26円切手を1枚用意することではありません。
84円切手に追加する切手の合計が26円になっていることです。
ですので、家に少額切手が何枚も残っているなら、それを組み合わせて使ってもいいわけです。
ただ、枚数が増えるほど計算間違いもしやすくなります。
貼る前に一度計算。
そして、貼り終わってからもう一度計算。
この2回確認をしておくと安心ですね。
では結局、余った84円切手はどう使うのがいい?
ここまでいくつか方法を見てきました。
すると、
「結局、どれが一番無駄が少ないの?」
という疑問が出てきますよね。
そこで、主な方法を並べてみましょう。
| 方法 | 追加で必要な金額 | 特徴 |
|---|---|---|
| 84円+26円切手 | 26円 | 切手2枚で済む |
| 84円+20円+5円+1円 | 26円 | 手持ちの少額切手を使える |
| 84円切手を2枚 | 84円 | 合計168円になる |
| 84円切手を110円切手へ交換 | 32円 | 差額26円+交換手数料6円 |
こうして比べてみると分かりやすいですね。
追加する金額だけで考えるなら、84円切手に26円分を足す方法がシンプルです。
26円切手がなくても、手元にある少額切手で26円を作れば同じです。
では、「84円切手がもう1枚あるから、それを貼ってしまおう」という方法はどうでしょうか。
次で見てみましょう。
84円切手を2枚貼って送ることもできます

84円切手を2枚貼ると、
84円+84円=168円
です。
必要な料金110円より高くなります。
それでも、必要な郵便料金以上の切手が貼られていれば差し出すことはできます。
ただし、問題はその差額です。
84円切手2枚では58円多くなります
168円-110円=58円。
つまり、84円切手を2枚貼って110円の定形郵便を送ると、58円分多く貼ることになります。
| 貼り方 | 合計 | 110円との差 |
|---|---|---|
| 84円+26円分 | 110円 | 0円 |
| 84円+84円 | 168円 | 58円多い |
「今日どうしても出したい。でも26円分の切手がない!」
というときには使える方法でしょう。
ただ、普段から郵便を出すのであれば、58円分を余計に使うのはちょっともったいないですよね。
10通送れば580円分の差になります
1通なら58円。
それほど大きな金額に感じないかもしれません。
でも、10通ならどうでしょう。
58円×10通=580円
になります。
こうなると、かなり違ってきますよね。
84円切手が何枚も余っている場合ほど、26円分を追加して使ったほうが無駄を抑えやすくなります。
84円切手を110円切手に交換する方法もあります
「でも、切手を何枚も貼るのはちょっとイヤだなぁ…。」
という方もいるでしょう。
特に、仕事関係の書類や少しかしこまった郵便物なら、切手を1枚ですっきりさせたいこともありますよね。
そんな場合は、未使用の84円切手を郵便局で別の切手へ交換する方法があります。
交換には差額だけでなく手数料もかかります
ここは注意したいところです。
84円切手を110円切手へ交換するとき、26円だけ払えばいいわけではありません。
額面の差額に加えて、交換手数料が必要です。
99枚までの郵便切手を交換する場合、10円以上の郵便切手の交換手数料は1枚につき6円です。
ですので、84円切手1枚を110円切手1枚に交換すると考えると、
差額26円+手数料6円=32円
となります。
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 84円と110円の差額 | 26円 |
| 交換手数料 | 6円 |
| 追加で必要となる金額 | 32円 |
84円切手にそのまま26円分を足すなら追加は26円。
交換すると32円。
つまり、1枚につき6円の違いが出ます。
その代わり、交換すれば110円切手1枚だけを貼ればよくなります。
金額を抑えるなら26円分を追加。切手を1枚にまとめたいなら交換。
こんなふうに考えると選びやすいでしょう。
84円切手が10枚余っていたら交換したほうがいい?

さて、ここからは84円切手がたくさん余っている場合です。
1枚や2枚ならともかく、
「84円切手が10枚も出てきた…。」
なんてこともありますよね。
この場合、全部110円切手に交換したほうがいいのでしょうか。
実際に計算してみましょう。
26円ずつ足して10通に使うなら260円です
84円切手10枚を、それぞれ定形郵便10通に使うとします。
1通につき必要な追加額は26円なので、
26円×10枚=260円
です。
追加する切手は合計260円分になります。
10枚すべて交換すると追加負担は320円です
では、10枚すべてを110円切手へ交換する場合はどうでしょう。
額面の差額は、
26円×10枚=260円
です。
さらに交換手数料が、
6円×10枚=60円
かかります。
合わせると、
260円+60円=320円
です。
| 方法 | 10枚の場合の追加負担 |
|---|---|
| 84円切手に26円分ずつ足す | 260円 |
| 110円切手へ10枚交換する | 320円 |
差は60円です。
なので、今後10通の定形郵便を出す予定があるなら、84円切手をそのまま使って26円分ずつ足したほうが、交換手数料60円分を抑えられます。
逆に、
「仕事関係の封筒だから切手は1枚にしたい」
「何枚も貼るのが面倒」
という場合には、手数料を払って交換する意味もあります。
金額だけでなく、使い方に合わせて選ぶといいですね。
84円切手だけでポストに入れるのはやめておきましょう
最後に、これは注意しておきたいところです。
110円必要な定形郵便に84円切手だけを貼って投函すると、26円不足します。
「26円くらいなら、そのまま届くんじゃない?」
と思うかもしれません。
でも、料金不足の郵便物は、差出人へ戻されたり、状況によっては受取人側へ不足料金の支払いが案内されたりすることがあります。
仕事関係の書類などで相手に不足料金の負担をかけてしまったら、ちょっと気まずいですよね。
なので、84円切手を使う場合は、必ず不足する26円分を確認してから投函するようにしましょう。
迷ったら郵便局の窓口で確認すれば大丈夫です
とはいえ、
「これ、50グラムを超えているかも…。」
「厚さ1センチ以内なのか微妙…。」
という郵便物もありますよね。
そんなときに無理に自分で判断する必要はありません。
封をした状態で郵便局の窓口へ持っていけば、料金を確認してもらえます。
すでに84円切手を貼っている場合でも、不足する分について確認できます。
特に、
- 期限のある書類
- 応募書類
- 仕事関係の郵便物
- 相手に料金不足の負担をかけたくない郵便物
などは、少しでも迷ったら窓口で確認したほうが安心でしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
84円切手に何円足せばいいのか?というテーマで、ここまで見てきました。
もう一度、大事なところだけまとめると、
- 84円切手には26円分を足せば110円になる
- 古い84円切手も84円分として使える
- 26円切手がなくても、20円+5円+1円などで補える
- 84円切手を2枚貼ると168円になり、58円多くなる
- 110円切手へ交換する場合は差額に加えて交換手数料が必要
- 84円切手が何枚も余っているなら、26円分ずつ追加して使う方法もある
ということになります。
ですので、引き出しから84円切手が出てきても、
「もう使えない切手だ…。」
と思わなくて大丈夫です。
84円+26円=110円。
まずは、これを覚えておけばOKです。
あとは送る封筒が定形郵便のサイズ・厚さ・重さに収まっているかを確認しましょう。
せっかく手元に残っている84円切手です。
少額切手とうまく組み合わせながら、無駄なく使ってみてくださいね。
