最近はベッドを選ぶ方が多いですが、布団で寝る方もたくさんいらっしゃいます。
理由は様々ですが、例えば以下のようなものがあります。
- ベッドを持っていない
- 小さな子どもがいる
- 布団が好き
- スペースの有効活用
など。
しかし、最近の住宅設計では、布団を収納する押入れの提供が少なくなっています。
なので、布団を使う方々が困っていることもあるでしょう。
そこで、押入れがなくても実践できる布団の収納方法を紹介します。ぜひ試してみてください。
押入れがなくてもできる!布団収納のアイデア3選
日本の生活スタイルが欧米化してきている中で、布団を使う家庭はまだまだ多く存在します。
最近では、布団を収納するための押入れが減り、代わりに欧米式のクローゼットが普及しています。
布団を愛用する家庭にとって、これは大きな課題ですが、工夫次第でクローゼットでも布団を効果的に収納できます。
以下にクローゼットでの布団収納方法を紹介します。
クローゼット内のチェスト上で布団を収納
毎日の収納を手軽にする方法として、クローゼット内にあるチェストの上に布団を畳んで置く方法があります。
これは毎日の布団の扱いを容易にし、時間も節約できます。
クローゼットの隅に布団を巻いて立てる
スペースが限られているクローゼットでは、敷布団と掛け布団を一緒に巻き、ゴムベルトで固定して立てる方法が有効です。
これにより、スペースを最大限に活用することができます。
布団収納ケースでスリムに保管
季節外の布団を収納する際に便利なのが、布団収納ケースです。
これに布団を畳んで入れ、空いているスペースに立てて収納すれば、場所を取らずに整理できます。
収納をディスプレイに!ユニークな収納アイデア
収納スペースが不足している場合、布団をインテリアの一部として利用するのも一案です。
これにより、日用品をデコレーションとして活用できます。
ソファとしての再利用
専用のカバーを使用し、布団をソファに変える方法もあります。
外見はソファとして機能しながら、内部には日常的に使用する布団を収納でき、スペースを有効に活用できます。
クッションとして活用する方法
敷布団はクローゼットに収まるけれど、掛け布団がかさばる場合は、掛け布団をクッションに変える専用カバーを利用できます。
掛け布団もスタイリッシュに収納し、空間を効率良く使うことができます。
すのこを利用して常に干す
寝室のデザインにこだわりがない方は、すのこスタンドを使って布団を常に干す方法があります。
これにより、布団は常に清潔に保たれ、毎日の管理も簡単になります。
クローゼットと押入れを活用した布団保管方法
これまでは押入れがない状況での布団の保管方法に焦点を当ててきました。
ですが、クローゼットがある場合や、より手軽に押入れを使いたいと考えている方々もいるでしょう。
今回は、押入れとクローゼットの両方に適した布団収納のテクニックをご紹介します。
押入れ用収納ラックの活用
布団を収納した後にできるデッドスペースを活用したいですか?
その場合は、押入れ用の収納ラックが便利です。
ラックを設置することで、布団の下に新たな収納スペースを作り出すことができ、さまざまな収納ボックスを配置することが可能です。
伸縮式のラックなら、押入れやクローゼットのサイズに合わせて調整できるため、収納効率を向上させることができます。
キャスター付き布団ラックの利用
布団の上げ下ろしに苦労している方には、キャスター付きの布団ラックがおすすめです。
このラックを使えば、布団を簡単に押入れやクローゼットから引き出して、再び押し込むことが可能になります。
特に腰痛を持つ方や重い布団の移動が困難な方にとって、この方法は労力を大幅に削減し、さらに押入れ内の清掃も容易になります。
オフシーズンの布団を圧縮収納
季節外れの布団や使用しないこたつ布団は、圧縮袋を使用して収納するとスペースを節約できます。
圧縮された布団は固くなりますが、立てても良し、丸めても良しです。
ただし、圧縮する前には布団が完全に乾燥していることが必要です。
湿気を含んだまま圧縮すると、カビが生えるリスクが高まります。
安全のために、布団乾燥機で2時間以上乾燥させるのがおすすめです。
布団の正しいメンテナンス方法
多くの収納方法を紹介しましたが、布団を収納する前に適切なメンテナンスを行うことが最も重要です。
布団は汗や皮脂、湿気、ほこりを吸収しやすく、これらはカビやダニの発生源となり得ます。
布団が汚れていると、アレルギーの原因にもなりかねません。
そのため、収納前には湿気や汚れをしっかりと除去する必要があります。
布団を乾燥させる方法
布団の湿気を効果的に取り除くためには、布団乾燥機の使用が最適です。
高温の熱風で布団内の湿気を素早く蒸発させることができます。
毎日の使用は難しいかもしれませんが、
- 週に一度の使用して
- その他の日は布団を立てかけて湿気を抑える方法が効果的
です。
布団の汚れ対策
布団についた汚れは、ダニやカビの栄養源となるため、定期的に布団カバーを洗濯し、週に一度は布団乾燥機で高温処理を行うことが大事です。
布団クリーナーを使用しての定期的な掃除もお勧めします。
通常の掃除機では除去が難しい汚れも、布団クリーナーなら強力な吸引力で効果的に取り除くことができます。
まとめ
押入れやクローゼットを上手く活用することで、効率的に布団を収納することができます。
さらに、布団の湿気や汚れを適切に管理することでカビやダニを防ぎ、快適な睡眠環境を維持できます。
布団乾燥機や布団クリーナーの活用、おすすめです。