今まで使っていたCD、DVD、ブルーレイディスクが不要になった時、どう処理するか迷うことがあるかもしれません。
ただ捨てるわけにはいきません。
なぜなら、これらには個人情報やデータが含まれており、適切な処理をしないとデータ漏洩のリスクがあるからです。
今日は、個人情報を含むディスクの安全な処分方法と、大量にあるディスクの適切な扱い方についてお話しします。
CD、DVD、ブルーレイを捨てる時の注意点
ディスクを自治体のゴミとして出す際、どう分類すればいいか迷うことがあるかもしれません。
まずは、ディスク自体とそれらが収納されていたケースをどう分けるか、その正しい方法をご紹介します。
地域による廃棄ルールの違い
ごみの分別ルールは、地域によって異なります。
一部の地域ではCD、DVD、ブルーレイディスクを可燃ごみとして捨てることができる場合もあれば、不燃ごみとして扱わなければならない場所もあります。
自分の住んでいる地域のゴミ収集カレンダーやウェブサイトをチェックし、正しい分別方法を把握しておきましょう。
ケースの廃棄方法もチェック
ディスクだけでなく、ケースの廃棄が必要な場合もあります。
ケースを含めて可燃ごみで出せることもあれば、別々に分ける必要がある自治体もあります。
なので、その辺りは事前にしっかりと確認しておきましょう。
廃棄前の重要チェックポイント
適切な分別方法を把握したら、ただゴミに出すだけではなく、情報漏洩を防ぐために処理を行う必要があります。
特に個人情報や重要なデータを含むディスクの場合は、捨てる前に十分注意が必要です。
ディスクの「物理的」破壊
ディスクを物理的に破壊する一つの方法としては、シュレッダーを使用することが挙げられます。
特に多量のディスクを速やかに処理したい場合には、シュレッダーを使うと、データの再取得が不可能になります。
家庭用シュレッダーは、その他の資料や期限切れのクレジットカード等の処分にも非常に便利ですね。
道具を使って「手」でカットする
シュレッダーがない場合は、ハサミやカッターでディスクに切り込みを入れることもできます。
これによりデータの読み取りが防げるため、安心して廃棄できます。
ですが、ディスクは硬いのでカットする際には力が必要ですし、怪我にも注意が必要です。
さらに念を押すなら、情報漏洩のリスクを減らすために「ディスク全体をハサミで切断すること」もお勧めです。
CD・DVD・ブルーレイ その他の廃棄方法
たくさんある不要なCD、DVD、ブルーレイディスクの処分方法を考える際、最初に思いつくのが、「ごみとして捨てること」
ではあります。
ただ、まだちゃんと再生できるメディアをただ捨てるのはもったいないと思う方も多いでしょう。
ごみとして捨てる以外にも、他にどんな処分方法があるのか、いくつかご紹介します。
友人や知人へ譲る
手持ちのCD・DVD・ブルーレイディスクがまだ使える状態なら、必要としている友人や知人に譲るのも一つの手です。
これならディスクを無駄にせずに済みますし、もらった人も喜びますから、一石二鳥ですね。
知人に譲れない時の選択肢
もし身近な人に必要とされなければ、SNSや地域のオンライン掲示板を使って譲渡先を探すのもいいでしょう。
ただし、知らない人との取引にはトラブルが伴うこともあり得ます。
なので、取引方法や配送の詳細については事前にしっかりと話し合うことが大切ですね。
ディスク譲渡の注意点
ディスクを譲渡するのは手軽な方法の一つです。
ですが、すぐに譲渡先が見つからないこともありますし、求める人が特定のディスクのみを要求することもあります。
そのため、大量のディスクを一度に処分するのは難しいかもしれません。
フリマアプリなどを利用して処分
もし譲渡が難しい場合は、フリマアプリやオンラインオークションでの販売も考えますね。
これらのプラットフォームを使えば、そのアイテムを求める人が見つかりやすく、ディスクを有料で処分できます。
オンライン販売のコツ
オンラインでの販売には、魅力的な写真や詳細な商品説明が必要です。
購入者は商品の状態をしっかり確認したいものです。
ですので、ディスクやケースの状態がよくわかる写真を用意し、説明文は具体的でわかりやすくすることがコツです。
オンライン販売のデメリット
オンラインでの販売には、準備と発送の手間がかかるというデメリットがあります。
また、売れるまで時間がかかったり、取引が個人間で行われるため、トラブルが生じる可能性も考慮する必要があります。
買取業者を利用した処分方法
もし素早く手軽にディスクを処分したい場合は、買取業者に依頼するのがいいでしょう。
多くの買取業者は即時査定を行い、値段に納得が行けばその場で買い取ってくれます。
これで、処分と同時に少しの金銭的なリターンも期待できますね。
買取業者を選ぶポイント
買取価格は業者によって異なるので、複数の業者に査定を依頼して、最も高い査定を提供する業者を選ぶのがお勧めです。
ディスクの状態が良ければ、買取価格も上がりやすいです。
買取業者のデメリット
買取業者を利用する際のデメリットとしては、一部のディスクが買取基準に達しない場合、引き取ってもらえない事があること。
ただし、価値が低いとされるディスクでも、一部の業者では引き取ってくれることもありますから、事前にしっかりと確認しておくといいでしょう。